雲ひとつない秋空に思う

暑すぎた夏、

終わらないのでは?

と、思った長い夏も

終わったのですね

今年の夏は

耳鳴りや頭痛や色々と

不調続きでしたが

夏と共に不調も去りました

最近は外出することも増えて

空を見上げて深呼吸することも増えて

体調も良いような気がします

今までは思わなかった思い

私は安心して過ごすことができる終の住処が

欲しかったのですが

親から引き継ぐ家に翻弄されて

そんな物があるために

自分達の家を持つ事が出来なかった私達夫婦

親が長生きをしていることが

夫の決断を躊躇させていることは

なんだか皮肉だなぁと思います

親から引き継いだ仕事だけを真面目にすること

を、良しとする義母の教えを夫は守り

今も良い息子であるのです

夫は実家が終の住処と信じているようですが

私達も歳を重ねて

空き家になった時には建て替えるお金も

元気もないのでは?と思うのです

親が子供に残そうとする資産は

時として子供の生き方の邪魔になり

重荷になることを

57歳の私は思うのです

親が子供に残すべきものは

思い出や経験なのかもしれません

資産や財産は自分で築くものだと言うことを

伝えることなのかもしれません

しがらみの無い人生なら

自由に冒険出来ますから!ね。

秋空を見上げて

これからの人生をどう生きるのかを

考え直そうと思いました

雲ひとつ無い青空のように

スッキリとさわやかな気持ちで生きる方法は

見つかるのでしょうか?

カナダの息子は大学のある山の上から

日々美しい夕焼けをみながら

なにを思っているのでしょう